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EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server 8.3 R2 for Linux 32 ビット版・インストールガイド

EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server バージョン 8.3 R2 for Linux 32 ビット版・インストールガイド

以下に、EnterpriseDB 社の提供する Postgres Plus Advanced Server (以下 PPAS と略称) 8.3 R2 for Linux 32 ビット版のインストールの手順を解説します。

インストールは、root アカウントでおこなってください。root アカウントとして GUI 環境にログイン後、アーカイブファイルを展開し、インストーラを起動してください。

  # tar zxvf pgplus-advsvr-linux-x86_830106.tar.gz
  # cd pgplus-advsvr-linux-x86_830106/
  # ./pgplus-advsvr-linux-x86_830106.bin

もし GUI を利用できない環境にインストールする場合には、"-console" オプションを付与し、CUI のコマンドライン・コンソールからインストールしてください。

  # ./pgplus-advsvr-linux-x86_830106.bin -console

以降は、GUI インストールについてのみ記述します。


インストール中に利用する言語を選択してください。ここでは「日本語」を選択します。


バージョン番号(ここでは "8.3.0.106")を確認し、問題がなければ「次へ」を押してください。


PPAS が稼動するのに必要なライブラリがインストール先の環境で利用可能かどうか、インストーラが確認します。もし不足・不備がある場合、その旨を表示してインストーラは終了しますので、指示に従ってライブラリをインストールしてから、再度インストーラを起動してください。


ソフトウェアのライセンスが表示されます。PPAS の "Limited Use" ライセンスの元では、1 CPU, 1GB RAM, 6GB データベースサイズの元での評価運用のみが可能です。それ以上の形態での運用をする場合には、サブスクリプションの購入によって販売店から付与される "Full Use" ライセンスが必要になります。ライセンスに同意できるならば、同意のラジオボタンにチェックを入れ、次へ進んでください。


日本語の OS 環境へ PPAS をインストールする際には、プロダクトキーの入力が必要となります。プロダクトキーには、テスト用(一定期日で無効になる)のものと、サブスクリプション契約を結ぶと付与されるもの(恒久的にインストールが可能)とがあります。正しく入力したら、次へ進んでください。


初期データベースクラスタ内には、データベース管理ロール(デフォルトでは "enterprisedb"。後の画面で変更可能)のためのデータベースが作成されます。そこに作成されるサンプルを、PostgreSQL のものにするか、Oracle 互換のものにするかを選択してください。"template1" データベースには入らないので、基本的には重要ではありません。インストール後でも、$EDBHOME/samples/*.sql にある SQL スクリプトを利用して作成することができます。


PPAS のソフトウェア一式を格納するディレクトリを指定してください。インストール後、DB アカウントの環境変数 $EDBHOME で参照可能なディレクトリです。


必要に応じて、インストールする機能を選択してください。


選択した機能によっては、ライセンス的な問題から同梱されていない JDBC ドライバのインストール手順が表示されます。データベースのインストール後、必要に応じて、手順に従いインストールしてください。


PPAS のデータベースサーバを実行する、OS のアカウントの情報(ユーザ ID とパスワード)を設定してください。


標準のデータベース管理者(PostgreSQL の「ロール」)のユーザ ID とパスワード、データ及び WAL ログの格納ディレクトリを設定します。「データ格納ディレクトリ」は、インストール後の環境変数 $PGDATA で参照することができます。

参考:

データはランダムアクセスで、WAL ログはシーケンシャルアクセスでストレージに書き込まれますので、WAL ログ格納ディレクトリを分離することで、条件によってはパフォーマンスが上がる可能性があります。データベースのインストール後でも、$PGDATA/pg_xlog/ のシンボリックリンクを操作することで変更することができます。

PPAS の、データベース起動時のチューニング機能 "DynaTune" を設定します。

ホストの性能のどの程度をデータベースのために利用することを許可するかを、「サーバの利用」で設定します。右側の選択肢ほど、データベースに割り振るリソースが大きくなります。インストール後でも、$PGDATA/postgresql.conf の "edb_dynatune" の値で変更することができます。

データベースが、主にどのようなタイプのクエリを処理するかを、「作業プロファイル」で指定します。インストール後でも、$PGDATA/postgresql.conf の "edb_dynatune_profile" の値("oltp", "mixed", "reporting" の 3 つより選択)で変更することができます。

参考 - DynaTune:

OSS 版の PostgreSQL では、データベースクラスタの設定ファイルである postgresql.conf を修正して、各種パラメータを最適にチューニングする必要があります。しかしながら、その項目は多岐にわたるため、PostgreSQL の経験が浅い開発者には大きな負担となります。そこで、EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server に搭載された DynaTune 機能では、サーバ起動の際、利用可能なリソース(メモリ量、共有メモリ量等)をもとに、設定ファイルで明示的に指定されていない値に関して、最適なチューニングを自動的に行ないます。指定する必要があるのは、以下の 2 つの項目だけです

優先度 ("edb_dynatune"):

ホスト上の、DB サーバの優先度をパーセンテージ(0〜100)であらわします。たとえば、開発マシンのように、他のアプリケーションも動作している環境であれば 1-33 くらいの低い値を。アプリケーションサーバなど、特定のアプリケーションと同居させる場合には 34-66 くらいの中程度の値を。DB 専用のホストであれば、67-100 といった高い値を設定します。なお "0" は、DynaTune をオフにすることを意味します。

主に期待されるクエリのタイプ ("edb_dynatune_profile"):

DB サーバが、どのようなクエリを主に処理することを期待されているかを 指定します。"oltp", "mixed", "reporting" の 3 つから選択します。

参考 URL: EnterpriseDB Supplemental Guide: Performance Tuning


各種、詳細なオプションを指定します。

ロケール・符号化の指定については、環境から自動判別するか、手動で設定するかを選択できます。手動で選択する場合には、ロケールと符号化方式を指定する必要があります。

サンプルを作成するか否かを選択することができます。先に、Oracle, PostgreSQL のどちらを入れるか選択した項目と関係します。

起動時に DB を起動するか否かを選択できます。

デフォルトポート番号を設定することができます。一般に PostgreSQL や Postgres Plus Standard Server は "5432" を、Advanced Server は "5444" を用います。すでに環境に他バージョンの Advanced Server がインストールされている場合には、ポート番号を 1 だけインクリメントされた値がデフォルト値として設定されます。


内容を確認し、インストールを開始します。


進行中…。


終了。


このあと、"Check for Updates" の機能が現在利用可能なアップデートを確認するのですが、現行の実装ですと、EnterpriseDB サイトにアカウント登録が必要となります。また、直接にインターネットアクセスができない環境(proxy しか許可していない環境など)では、アップデートプログラムがハングアップする可能性もあります。その際には、そのままウィンドウを閉じてください。


~enterprisedb/edb_83.env のファイルを source すると、各種環境変数がセットされパスが設定されるので、~enterprisedb/.bashrc から source しておくと良いでしょう。

  # echo ". edb_83.env" >> ~enterprisedb/.bashrc

以上でインストールは終了です。

参考: インストールの結果、システム全体で追加・修正されるファイルは、以下になります。

  • /opt/PostgresPlus/8.3R2AS/ 以下に各種ファイル
  • /etc/init.d/edb_8.3R2 に、サービスの開始・終了スクリプト
  • ~enterprisedb/ 以下に、データベースアカウントのホーム
  • /etc/sysctl.conf に、共有メモリ等の推奨値の書き込み
  • /usr/share/applications/*.desktop に、GUI のメニューアイテム
  • ~root/InsitallShield/ にインストール情報
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